１．Cygwinのインストール
helloworld.cを作成してコンパイル、及び実行して、問題なく実行できる。
Cygwinのインストールは成功です。
helloworld.c
#include <stdio.h>
int main(int argc,char *argv[])
{ printf("hello,world/n"); return 0;
}
コンパイルと実行は次の通りです
＄cc helloworld.c
$./a.exe
hello,world
２．GNU開発環境構築
STEP1
①パッケージのダウンロード
sh-hitachi-elf-toppers-cygwin-1.tar.gzをhttp://sourceforge.jp/projects/toppers-cpp/files/からダウンロードする。
②sh-hitachi-elf-toppers-cygwin-1.tar.gzを/usr/localにダウンロードして、展開する。
$cd /usr/local
$tar zxvf sh-hitachi-elf-toppers-cygwin-1.tar.gz
以下のコマンドを入力して実行権を与える。
cd /usr/local/sh-hitachi-elf/bin
chmod 755 *.exe
cd /usr/local/sh-hitachi-elf/sh-hitachi-elf/bin
chmod 755 *.exe
cd /usr/local/sh-hitachi-elf/lib/gcc-lib//sh-hitachi-elf/3.2.3
chmod 755 *.exe
③パスの設定
ユーザのホームディレクトにある.baｓｈｒｃファイルの次の行最後に追加する。
export PATH=/usr/local/sh-hitachi-elf/bin:${PATH} ④お試しコンパイル
ホームディレクトにembeddedディレクトを作成、embeddedディレクトでjsp-1.4.3.tar.gzを展開する。
tar zxvf sp-1.4.3.tar.gz
TOPPERS/JSPのコンフィギュレーションツールをmakeする
ｃｄ jsp/cfg
make depend
make
cd ../..
TOPPERS/JSPの実行モジュールをmakeする
mkdir OBJ
cd OBJ
perl ../jsp/configure -C sh3 -S solution_engine
make depend
make
makeが成功すると、OBJディレクトリにｊｓｐ.exeが作成される。
STEP2
①パッケージのダウンロード
gnu_cygwin_sh.tar.gzをhttp://www.toppers.jp/jsp-kernerl.html からダウンロードする。
②展開
cd /usr/local
tar zxvf gnu_cygwin_sh.tar.gz
③パスの設定
ユーザのホームディレクトにある.baｓｈｒｃファイルの次の行最後に追加する。
export PATH=/usr/local/sh/bin:${PATH} ④お試しコンパイル
ホームディレクトにembeddedディレクトを作成、embeddedディレクトでjsp-1.4.3.tar.gzを展開する。
tar zxvf sp-1.4.3.tar.gz
TOPPERS/JSPのコンフィギュレーションツールをmakeする
ｃｄ jsp/cfg
make depend
make
cd ../..
TOPPERS/JSPの実行モジュールをmakeする
mkdir OBJ
cd OBJ
perl ../jsp/configure -C sh3 -S solution_engine
make depend
make
makeが成功すると、OBJディレクトリにｊｓｐ.exeが作成される。
３．Binutils、GCC-CORE、newlibのインストール
この部分はCygwinのインストール時にもうインストールされました。
新しいGCCを使いたい場合、GCCをソースからmakeする必要がある。
今回はインストールが不要。
*別のバージョンのGCC-COREをインストールしてみて、コンパイル時にエラーが発生。
既存のバージョンのGCCとの交換性の原因があるかもしらない。
４．Insightのインストール
①Insightをダウンロード
insight-6.8-1.tar.bz2をhttp://www.source.redhat.com/insight からダウンロードする。
②展開
cd /usr/src/redhat
tar jxvf insight-6.8-1.tar.bz2
③makeを実行
mkdir insight-build
cd insight-build
/usr/src/redhat/insight-6.8-1/configure --target=sh-hitachi-elf
make
④インストール
make all install
ユーザのホームディレクトにある.baｓｈｒｃファイルの次の行最後に追加する。
export PATH=/usr/local/bin:${PATH} ⑤Insightをお試し動
sh-hitachi-elf-insight.exe
５．TOPPERS/JSPをMS104-SH4に対応させるための手順
①ターゲットプロセッサ依存部にSH４を追加
②ターゲットシステム依存部にMS104-SH4を追加
③SH7750R/MS104-SH4用シリアルポートドライバを作成
⑤OBJディレクトリのMakefileを変更
⑥make depend/makeを実行
