薬は本当にいいものだ

 

私体が健康で、あまり薬を呑まない。たまに薬を呑むけれども、あまりにも嫌いなので、呑んだらすぐに吐き出す場合が珍しくない。

薬を呑むことが大嫌いだが、薬そのものの存在が嫌いではない。却ってその存在に感謝する。

以前、時々歯が痛かった。いつもの医者からいつもどおりのたくさんの薬をもらった。いやいやながら薬を呑んだ。薬を手にとって、凝視しながら、考えた。それほどの痛さを止めることができて、本当にいいものだ。そんな丸いやつのおかげで、みんな無事に健康に生活できるようになるのだ。

薬が毒薬であるとよく言われている。病気にかかった時、さらに毒薬を加えて、毒対毒で、平衡の効果をもたらす、よって体を壊す恐れがある。しかし、毒にしてもなんにしても、無事に痛みなしに生きることが一番重要ではないかと思っている。

最近が時々気持ちが憂鬱になった。だから、たまに憂鬱を癒すあの薬を思い出す。憂鬱病にかかった人があの薬を飲んだら、憂鬱が一切消えて、気持ちが晴れ晴れになれる。でも、あの薬に頼りすぎるなら、人間はだんだん強くなれずに自殺したくなる。（言語力に欠けているが、薬は確かに薬で、麻薬ではない）

日本では、普通の薬店ではよく売っているだろう。中国では今までにまだ見えていないが。

私もあの薬を入手したい。憂鬱の時、気持ちの悪い時、一錠の半分だけ呑む。

薬は本当にいいものだ。