随想録 - フラ旅

来源:互联网 发布:软件开发兼职网 编辑:程序博客网 时间:2024/04/29 09:46
ふと考えてみれば、チンタオ来て以来一ヶ月半も過ぎたんだ。一ヶ月半ぐらいは、長いとは言えずにも、オレに対しては、何だか一年半の長さよりも辛かったような気がしてしまいそうな感じが回っている。「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ」。夏目さんの言った通り、「人の世は住みにくい」だ。

    とはいえ、圧力を排出しねばなるまい、か。チンタオといえば環境の方はまだ受けられる、だから本日のいい天気に乗っかって、堪忍袋の緒が切れないために、フラ旅をすることにした。

    フラ旅というのは、多分辞書にも無いオレの自作語彙だろう。ふらふらと歩き回り、目的地もせず、心身を休ませる旅なんだ。そう言ってブラ旅は、歩いたこともない道を歩き、見たことのない旅路自信にある風景を見るのはフラ旅の楽しみに限る。あまり目的地に集中しすぎるなら身近にある光景の美しさに気付く可能性も淡くなるかもしれない覚悟を持って、西の校門を出し、相応しいと思った道を選んだ。


    出発の時間は約午後4時、日が西へ移っている傾向も明白だった。出発から10分の頃、腹はちょっと減った。オレの腹今何腹なんだろうなぁ。ある小道に彷徨ううちに、お菓子の小店を一つ見つけた。よし、ここに決めた。常連の押し合った小店に入って食いたいお菓子を探す間に、まめ大福を発見した。神無月にもない雪如く白い餅と中で包まれた豆餡の香り、ただ想像しても涎が出るほどの旨さ。三個を買って、味わいをした。餅米で作った皮の柔軟さは、歯触りを通して口と魂を優しく撫でてくれた。小豆の餡の甘さは、味覚を通じて心の奥に淡く沁み込んでくれた。ここで真面目な豆大福しかもってはいない味に恵まれたとはなぁ。。三つはあっという間に食べ切れてしまったが。これは大有りだ。


    お八つの後、またフラ旅を続けた。道端の幾つかの花に視線は引かれた。花のある丘に隣接の坂道が現れた。坂道が見つかったらなんだか登りたいという癖がある。上の見えないところに一体何があるだろうという知らないこと追究したいという好奇心がそそられる、そして今ここに現れたこのレトロな坂道にそそられた。だがこの坂は通らないみたかなぁと思った。ちょっと残念だけど諦めてしまった。数メートル歩くとそばから喧しい雑音がやってきた。近づいて見るととある工場があった。いや、宅地建物の工事場所だった。気楽させていただこうとせんがために行くところの海の風景とは全然似合てはいない雰囲気を持っているという何というかおかしい感覚がついていた。
 
    このまま歩き続けて、波の音がしたような感じがする。つい海辺についたなぁ。では砂浜に行ってもいいと。海風に触れられて砂浜へ行っていた。路上にはこういう人の彫刻があった。地上に座って膝を抱いて、頭を下げて思考しそうだった。少し羨ましかった、一人でここで芝生の若い生命力の感じを与えてくれた新緑と松林のおっとりとした円熟な思いを教えてくれた濃緑に取り巻かれて、人類特有な知性の宇宙に漂い、この澆季混濁の俗界から解脱し、清浄界に出入し得るくらい収めれば足るものだ。
 


    一瞬の間に砂浜に着いたが、一時間も経った。こんな時間で海に来て遊ぶものは、オレ以外珍しいではないか。人影の無い砂浜と汐の分界線に沿って進んで、そしてある海面上の石の上によじ登り、そこに立っていた。俯き、透き通る海水の下で必死に命のため争い合うカニ。囲んだ海、偶然足元にやってきた波の音、眺めのまだ行ける天と海の堺、ここにいたオレは、この自然のすべてと一体となったようだ。チンタオにいて、これほどののんびり感なら増しだ。
 

 
 
    砂浜でぶらぶらとしている間に、空模様はだんだん薄暗くなり、三日月が天幕にかかって上げる様子も少しずつはっきりと見えた。いよいよ帰りの時間になってきて、いて帰るつもりだったでも、帰り道では、よくは柔らかい砂にはまてしまった。なんとなく慣れない感じが溢れてきた。そう、着実に地面に踏んだ感じだ。やっぱ足は夙に固まる地面に慣れてしまったんだなぁ。そう、この気紛れのついてない着実というのは、人生の道を歩くことにとっても非常に適用なものであろう


    一人の女の子がオレの気分浮き沈みしていたところ通りかかったのを見て、オレはこう考えた。最近、「孤独のグルメ」というなかなかいいドラマの、主人公の井之頭五郎という人物は、非常的に魅力的だとオレは思う。店形のない経営をやって、独特なフィーチャーのある店を探して味わう習慣があり、食べるだけではなく食物に忍ぶ深い意義を探る。一人でいなければ沈静に思考することも難しいではないか、特に辺りはみっともない状況なら。やはり、男は体一つではいたい。

 

    孤独辛いが、その辛さ比べ逆に力尽くせば得られる未来美しさがどんどん上がっている。


    思想がここに着いてオレこう決めたたとえどんな靄があっても、どんな嵐が阻んでも、どんな峠が障っても、とある朝に日差しが照らすがぎり、おれは追いかけることにした、自分でしか歩けないこの専属の、あの空にかかっている虹の艶やかみと太陽の輝きに飾られる人生という道に沿って、夢が待ちわびている未来という遠方に向かい、痛みとも、孤独とも我慢して、躍進出来なくても、止まらずに辿り続ける。


    今夜どんな夢見が訪れてくれるかまだ確認できないが、一つのことに気づいてた。 今から明日へ限られた時の中でどれだけの夢を残せるのはわからないが、これから未来へ歩く道程の上で、オレは、不確かな未来の一部一部を鮮やかに描く、自分の着実な踏み出し続ける足跡で。

                                                                                                                 HerrAmadeus


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