[Sterling WMS] 关注RFID 无线射频识别技术产品Mojix和WebSphere Sensor Events

来源:互联网 发布:php 字符串添加空格 编辑:程序博客网 时间:2024/04/29 11:30

2012/12/22

Mojix Star System最新バージョン説明会

先日IBMの横浜北事業所でMojix Star Systemの最新バージョンの説明会が開催され、参加することが出来たので内容について簡単にメモ。

Mojix Star Systemはフェーズドアレイアンテナにより指向性の高いアンテナを用いることでUHFパッシブタグの所在を空間内でピンポイントで読み取るシステム。2008年にMojix社が開発した製品で、日本ではIBMが代理店になっている。製品の基本的な特性については以前に記事を書いた(参照:Mojix STAR System (超遠距離Gen2タグ読み取り+高精度位置情報)、Mojix STAR System続報(RFID Journal LIVE! 2008製品発表))。

その後4年が経っているだけに製品もバージョンアップがなされており、9月に日本でリリースされた最新バージョンはMojix Star 3000という(IBMプレスリリース)。以前のバージョンからの変更点は、受信機と送信機の接続がワイヤレスに対応した以外は接続できるアンテナ数の増加や消費電力の削減、アンテナの耐環境製の増加などの地味なもので、興味深いことにシステムの基本的なスペックは最初のバージョンからほとんど変わっていない。システムの基本設計が優れていること、そして利用者からのフィードバックが着実に行われていることの反映だろう。製品スペックそのものではないが、日本市場の特性に合わせ小規模構成での価格の引き下げも行ったとのこと。

デモ環境は実際にサーバ製品の倉庫として使われているエリアの一角に設置されてあり、倉庫管理システムのデモ版が動作している。

これがタグからのデータを読み取る受信機。この中にフェーズドアレイアンテナが格納されている。以前のバージョンからちょっと小さくなっている。

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下の写真の右側がタグに電力を供給する送信機。以前のバージョンより劇的に軽くなった。ケースはおそらく厚紙だけど、屋内で使うのならこれで充分なのだろう。左側にあるのがケーブル分配器で、これを使って以前のバージョンより多くのアンテナを接続できるようになった。

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タグが特定の位置を通過したときに確実に読み取りができるようにセンサーとの連動機能も提供されている。一般的な工学センサーもあるのだが、これはカメラ。画像を分析して読み取りが必要になったことを検知する。

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デモとしては地味だが僕が注目した点は、Mojix Star SystemとIBMの倉庫管理システムSterling WMSとを自社のミドルウェアWebsphere Sensor Eventsで接続している点。Mojix Star Systemは一種のRTLSであり、ゲート式リーダーやハンディリーダーと比較するとゲート通過や棚卸などの処理が大幅に異なる。その処理の違いをWebsphere Sensor Eventsで抽象化・吸収することで、倉庫管理システムからは統一されたインタフェースで接続できるようにしているのだ(参照:モノとインターネットをつなぐミドルウェアの条件(IBM Websphere Sensor Events))。これは、既存システムとの統合や複数の入力デバイスを併用するシステムの構築にとって非常に重要な機能であり、それを自社の環境で実証してくれていることは大きな意義があると思う。

日本企業はプロセスの地道な改善を重視するので、エリア内のタグ(品物や機材・従業員など何にでも付けられる)すべての位置をリアルタイムで収集するMojix Star Systemの機能は、「凄いけどどう使ったらいいか分からない」と思われがちだったのかもしれない。だが、昨今のビッグデータのブームで、リアルタイムの位置情報を収集・分析することが業務のブレークスルーにつながりうる、という考え方が、日本企業にも徐々に広まってきているのではないかと思う。2013年には日本でもブレイクして欲しいな、Mojix Star System。

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