スマホの文字入力は何派？ケータイ打ち・フリック入力・QWERTY入力を選ぶ理由

ガラケーを手にして、ようやくケータイ打ち（トグル入力）に慣れたと思ったら、今やスマホの時代になっている。

スマホへの乗り換えで、大きく変わるのが、文字入力の方法だ。

ガラケー時代は、いわゆる10キーによるケータイ打ちが主流だったが、ハードキーがないスマホはフリック入力を覚える必要がある。
スマホへの乗り換えとともに、フリック入力にさらっと切り替えた人もいれば、スマホに機種変はしたけれど、未だにケータイ打ち、またはQWERTY入力を行っているという人も、意外と多いのではないだろうか。

ケータイ打ち、フリック入力、QWERTY入力を使っている理由は人それぞれだ。

●ケータイ打ち（トグル入力）を使う理由
・ケータイ打ちに慣れていて、特に不便は感じていない
・新しく入力方法をマスターするのが面倒
・フリック入力するよりケータイ打ちのほうが早く入力できる
・今さらフリック入力を練習するのが恥ずかしい
特にこだわりがあってケータイ打ちをしているというより、現在特に困っていない。新しく入力方法を変える、覚える必要性を感じていない人が、ケータイ打ちを利用しているようだ。

確かに、フリック入力は、慣れるのに少々時間がかかるというデメリットがある。
また、慣れるまではフリック入力より、ケータイ打ちのほうが早く入力できてしまうからだ。それで、ついケータイ打ちから離れられないというパターンに陥っている人も多い。

●QWERTY入力を使う理由
・慣れたキー入力操作1本に絞るのが効率的
・入力方法の切り替え方がよく分からない
・そもそもフリック入力ってなに？
・フリック入力をマスターするのに時間がかかりそう
普段はパソコンも使っていて、文字入力はもっぱらパソコンのキーボード入力をしているという人は、スマホでもQWERTY入力を使う人が多い。
パソコンでの入力、スマホでの入力と、いちいち頭を切り替える必要がないのはラクな反面、パソコンとちがってスマホの小さな画面でQWERTY入力するのはちょっと窮屈だ。

●フリック入力を使う理由
・小さいスマホ画面でケータイ打ちは押し間違いが多い
・慣れれば圧倒的に早く入力できる
・フリックの両手入力は無敵
スマホを手にしたからにはフリック入力！と、フリック入力のマスターに努めた人も多い。ゲーム感覚でフリック入力をマスターできる練習アプリもあるほど、案外フリック入力のマスターは気合いがいる。
とは言え、一度、フリック入力を覚えると、ほかの入力には戻れないという人が多いほど便利なのも確かなようだ。

スマホの文字入力は、人によって入力しやすい方法は異なる。実際、どの入力方法がベストとは言えないのが正直なところだろう。しかし、新しい入力方法を覚えれば、使い勝手が変わることは間違いないので、別の入力方法を試してみるのもよい方法だろう。

今は入力方法で悩んでいるが、いずれ音声入力が主流となって、「未だに手で入力しているの！？」と言われる日も来るかもしれない。