日经春秋 20151021

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 日本で最も成功したゆるキャラは熊本県のマスコット「くまモン」だが、県内にはもちろん、九州にも実物のクマはすでに生存していない。3年前に環境省が「絶滅」と認定した。その常識が覆りそうな雲行きだ。福岡・佐賀の県境の脊振山系で目撃談が相次いでいる。

▼「走っていた。イノシシじゃない」「2本足で立っていた」など情報は克明である。しかしながら、専門家は「餌となるドングリの木が少ない」といった理由で懐疑的。「本州で飼われていたのが持ち込まれた」という説もあるらしい。相当に臆病な動物で、確認は難しい。当分は、熊鈴などで寄せ付けない工夫が必要だ。

▼クマは英語でベア。相場用語では「弱気」を指す。本社などが主催の19日の「景気討論会」は、先行きにベアな見方が目立った。消費に力がない、中小企業の設備投資が縮小、雇用の非正規化で賃金が伸びない、などなど。源をたどると、中国経済の減速が一因だ。7~9月の成長率6.9%には、眉に唾する向きも多い。

▼アベノミクス導入のころに使われ、最近では封印気味となってしまった言葉を持ち出せば、中国発「負のトリクルダウン」だろうか。しかも、つるべ落としの速さだ。李克強首相は「経済の動力源を転換する時期」と構造転換をうたうが、日が暮れてしまっては、自らの前進後退どころか、世界経済を道に迷わせてしまう。

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