日经春秋 20151110

来源:互联网 发布:淘宝新手开店怎么装修 编辑:程序博客网 时间:2024/06/05 09:44

往年のフォークの名曲「『いちご白書』をもう一度」の歌詞には、しばしばツッコミの入るくだりがある。…就職が決まって髪を切ってきた時……と歌っているけれど、髪を切るべきは就活の前でしょ、無精ひげや長髪で面接を受けたのかな――と茶々を入れるわけだ。

▼しかし曲がヒットしたのは1975年。昨今に比べればおおらかな就職戦線だったから、こういう光景があったかもしれない。いまみたいにシューカツなるものがマニュアル化していなかった時代だ。もちろん青田買いも協定破りもすでに問題になってはいた。それでも紳士協定はなんとか、かろうじて守られていたのだ。

▼平穏が大きく崩れたのは90年代である。一時は協定が廃止され、企業も学生も目を血走らせるようになる。そのあげく選考開始を4月とする取り決めが復活し、今年は8月に遅らせたらフライングが続出、きのう経団連は2カ月程度の前倒しを表明した。もっとも大学側に反発も強く、これで混乱が収まる雰囲気ではない。

▼迷路に入り込んだこの問題、いったいどうすれば出口が見つけられよう。大学生活の後半はシューカツが重苦しくのしかかり、みんながみんな一斉に、リクルートスーツに身を固めた集団行動を余儀なくされる。そんな状況をどうしたら変えられるか。「いちご白書」の昔よりも大学がずっと大衆化した社会の難問である。

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