日经春秋 20151224

来源:互联网 发布:centos minimal 桌面 编辑:程序博客网 时间:2024/06/05 08:37

バブルのころ読んだマンガに、こんな場面があった。大勢の若いカップルが高級レストランでディナーを楽しんで、その後シティーホテルに泊まる。女性が「どうして毎年こうするの」と聞くと、男性は「さぁ、よく知らないけど、12月24日はそういう決まりだから」。

▼日本でのクリスマスの盛り上がりにそもそも宗教的な意味合いは薄いけれど、バブル期にはそれが極まった。都心のホテルやレストランは半年も前から予約で埋まり、彼氏は高価な指輪やイヤリングを彼女に贈らなければならない。イブまでに何とかデートの相手を、と焦りを募らせた当時の若者もおられるのではないか。

▼バブル景気は消滅し、震災なども経験して、クリスマスイブの景色はずいぶん変わった。最近では派手なイベントや外食だけでなく、家族や気の合う仲間が集まって開くホームパーティーなどが人気だという。その日までに部屋を片付けるため、年末の大掃除ならぬ「クリスマスクリーニング」に精を出す人も多いらしい。

▼1人で過ごすクリスマスを、若い世代は「クリぼっち」と呼ぶそうだ。「独りぼっち」にかけた言葉である。皆で盛り上がる場にいないことを恐れているようにも聞こえるが、読書ぼっちや映画ぼっちのイブだって悪くない。一人静かに過ごし、家族への感謝の気持ちを胸に一日を終える。それだけでもう特別な夜になる。

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