僕と若手プログラムとの会話(10)

来源:互联网 发布:图形界面设计软件 编辑:程序博客网 时间:2024/05/16 13:00

おわりに

 

-----ある日、Springフレームワークを使ったWebアプリケーションの完成にやっと漕ぎ着けることができた僕と後輩たちはよく冷えたビールと上手そうな食材を前に呑み屋で語り会う。

手:今回のプロジェクトでは技術的にもいろいろと勉強になりました。
僕:Springは今の時点ではJavaの技術の将来を先取りしたものともいえるからね。
  Springが理解できれば、これからさきも技術者として引っ張りだこだよ。でもね、やっぱりSpringだけで、この先も勝負していこうと君が思っていたら----それは間違いだよ。この世界は新しい技術がどんどんでてきているからね。

手:それじゃあ、いつまでたっても勉強、勉強ですね。
僕:そうかもしれないね。でも、せっかく足を突っ込んでしまったこの世界だ。君も30歳を過ぎたらプログラムをやめて、新しい技術について行けない嫌われ者の管理職になるなんてことがないように、僕達と一緒に頑張っていかないか

手:もちろんです。これからもプログラムとして頑張って行きますよ。でも、嫌われ者の管理職とは厳しいですね。
僕:この業界はそういう人が多いからね。手を動かしてものを作れないから口を出して存在感をアピールする。僕はHelloWorldも書けないような口先だけの管理職だけにはなりたくないんだ。

手:じゃあ、まだこれからも僕達と一緒に仕事をしてもらえますね。
僕:もちろんさ。それに、僕は、まだまだ技術を追求したいし、やりたいこともいっぱいあるしね。そうそう、次はアレを開発で試してみようと思ってるだ

手:アレってなんですか?
僕:実はさ、今回の開発でこういうことを思いついたんだけど・・・・

-----そう、僕達の夜は楽しい将来と希望とを語り合いながら更けてゆく。僕達は現状に留まることが嫌いだ。なぜなら、僕達の胸のうちは、今よりもっと楽しい将来と希望で満ちているのだから。

いつの日か、皆さんとお会いして多いに語り会うことができることを願いつつ、本書を終わりにしたいと思う。

ここまでお付き合い下さりありがとうございました。皆さんの関わるプロジェクトが成功しますように。そして何により愉快な仲間と楽しい開発ができますように。