自分の国を愛しているこそ、この文を書きたいのである。

 

日本人の書いた中国人に対する感想文はたまたま目に入る。ほとんどは中国人が汚く、礼儀がないといった内容である。例えば、いい加減に唾を吐くとか、ごみを勝手に捨てるなど。

　最初中国人の悪口を喋っている日本人が大嫌いだが、最近なんだか納得するようになった。

　公共バスに座って、外の景色を眺めているところ、そばに座っている人がパッと唾を窓の外に吐くことが何度も見られた。

　私別に清潔な癖は付いていないけれども、以上のことなどに気づくとやはり反感を感じられる。

　中国は日本などに比べて確かに貧しい国ですが、貧しいことと汚くて質素がないこととは全く違う範囲の定義である。ここで、自分の国の悪口を言っている意味ではないが、実は私愛国者である。自分の国を愛しているこそ、この文を書きたいのである。貧しいことに誰でも非難できないが、汚くて質素がないことは別の話になる。

　日本人だけではなく、ドイツ人、フランス人、韓国人等など、みんな中国、中国人が好きではないらしい。中国人である私たちは何か反省すべきではないでしょうか。