天声人語 20141201

来源:互联网 发布:sql server 连接查询 编辑:程序博客网 时间:2024/06/08 17:16
衆院選の公示を前にして疑問に思うことがある。安倍首相は先日の本紙の党首インタビューでこう語った。憲法解釈の変更について、「憲法改正をしなければ、これ以上はできないということだろうと思う」▼安倍政権は7月の閣議決定でこれまでの解釈を変え、集団的自衛権を行使できるようにした。ここまではOKだが、それ以上はだめで、やるなら条文を変える必要があるというわけだ。その線引きの根拠はいったいどこにあるのだろう▼政府は従来、憲法9条の下では集団的自衛権は行使できないと解釈してきた。そして、国会論議などの積み重ねを経て確立され定着している解釈を政府が基本的に変更することは困難だとし、行使を認めるなら条文の改正という手段をとらない限りできない、と答弁してきた▼この三段構えの堅牢な線引きを、閣議決定は一挙に取り払った。大変な荒業だった。これ以上やれば憲法解釈の「継続性、安定性」を損なうことになると首相は言う。しかし、7月の決定こそが継続性を断ち切り、安定性を奪ったのではないか▼首相の言葉に首をひねるのは消費増税の場合でも同じだ。1年半延期するけれども、その先で再び延期することはないと、「皆さんにはっきりそう断言いたします」。アベノミクスで必ずや増税できる状況にするというのだが、断言する根拠が見えない▼これらは、首相が嫌う「批判のための批判」ではない。素朴な疑問である。選挙戦を通じて解消されるのならば幸いだ。
0 0
原创粉丝点击