天声人語 20150315

来源:互联网 发布:单片机时间片轮询 编辑:程序博客网 时间:2024/05/18 13:09
大物議員は悪びれもせずに言う。「まっ、よさそうなのを考えといてくれんか」。県議会の本会議で自分がする質問の内容のことである。地元の支持者に受けそうなやつがいい、と勝手な注文までつける▼請け負った県警本部の担当者は、県議の選挙区で起きた死亡ひき逃げ事件に絡め、県議の顔を立てる質問を「作文」する。そして「いいのが見つかりました」と報告する。警察小説の名手、横山秀夫さんの短編「鞄(かばん)」の一場面である▼答弁どころか質問まで役所にお膳立てさせる。議員からのこうした「丸投げ」は現実の世界でも時に耳にする。国会でもかつては官僚がよく作文をさせられたと聞いた。丁々発止と見える論戦が実は茶番劇。困ったものだが、今はどうか▼役人に書かせるよりはまし、ということにはなるまい。求めに応じ、議会での質問案を提供する業者があると知った。「外注」である。業者のホームページには、「そのまま」使わせてもらったという議員の声が引かれていて驚かされる▼政務活動費と呼ばれる経費がある。地方議員が政策立案のために使う。議員報酬とは別に公費から出る。その実態を本紙が全国的に調べたところ、質問の外注といった事例が出てきた。お粗末というほかない▼身内の会社に支出したり、地元にばらまいたり。不明朗な使途は他にも数多い。「号泣県議」で注目された政務活動費だが、税金を使うことへの緊張感が欠けている。それぞれの議会は自浄能力を競い合う時である。
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