四月是你的谎言 四月は君の嘘 感動の最終回 22 かをりの手紙書

来源:互联网 发布:龙腾世纪3优化 编辑:程序博客网 时间:2024/04/30 11:10

日文原文网址:http://penibo.hatenablog.com/entry/2015/03/20/213000


宮園かをりさんは亡くなられました。
かをりの両親から有馬公生さんへ手紙を渡されたので書き起こしてみました。実質遺書というべきなんでしょうが・・・。
 
注:黒文字斜体→宮園かをりの手紙
青色→有馬公生の声(心の声含む)
オレンジ→澤部椿
※一部回想シーンも組み込まれていましたが省略しました。
 

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拝啓 有馬公生さま
さっきまで一緒にいた人に手紙を書くのは変な感じです。
君はひどいやつです。
ぐず・のろま・あんぽんたん。
 
君を始めて見たのは、5つのとき。

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当時通ってたピアノ教室の発表会でした。ぎこちなく登場したその子は椅子におしりをぶつけ笑いを誘い、大き過ぎるピアノに向かい一音奏でたとん私の憧れになりました。
音は24色パレットのようにカラフルでメロディーは踊りだす。
隣の子(絵美)が泣き出したのはビックリしました。
それなのに君はピアノを辞めるんだもの。
人の人生を左右しといてひどいやつです。
最低・のろま・あんぽんたん。
 
同じ中学だと知った時は舞い上がりました。

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どうやれば、声掛けられるのかな。
購買部にサンドイッチ買いに通おうかな。
でも結局眺めているだけでした。
だってみんな仲良過ぎるんだもの。
私の入るスペースはないんだもの。
 
子供の頃に手術をして、定期的に通院して中1の時に倒れたのをきっかけに入退院の繰り返し。
病院で過ごす時間が長くなりました。
ほとんど学校に行けなかったな。
 
あまり自分の体が良くないのはわかってました。
ある夜、病院の待合室でお父さんとお母さんが泣いているのを見て、私は長くないのだと知りました。
 
そのときです。
私は走り出したのです。
 
後悔を天国に持ち込まないため好き勝手やったりしました。
怖かったコンタクトレンズ。
体重を気にして出来なかったケーキホール食い。
偉そうに指図する譜面も私らしく弾いてあげた。
 
そして一つだけ嘘をつきました。
宮園かをりが渡亮太君を好きという嘘をつきました。
公生「あっ・・・ええっ!?」
 
その嘘は私の前に、
有馬公生君。君を連れてきてくれました。
 
渡君に謝っといて。
まあ、でも渡君ならすぐ私のことなんか忘れちゃうかな。
友達としては面白いけど、やっぱり私はいちずな人がいいな。
 
あと、椿ちゃんにも謝っといてください。
私は通り過ぎていなくなる人間。
変な禍根を残したくなかったので、椿ちゃんにはお願い出来ませんでした。というか、有馬君を紹介してなんてストレートに頼んでも椿ちゃんは良い返事をくれなかったと思うな。

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だって椿ちゃんは、君のこと大好きだったから。
みんなとっくに知ってるんだから。
知らなかったのは君と、椿ちゃんだけ。
 
私が姑息な嘘が連れてきた君は想像と違ってました。
思ってたよりも暗くて、卑屈で意固地でしつこくて盗撮魔。
思ってたより声が低くて、男らしい。
思ってたとおり優しい人でした。
 
土稜(どきょう)橋から飛び込んだ川は冷たくて気持ち良かったね。
音楽室をのぞく、まん丸の月は、おまんじゅうみたいでおいしそうだった。
競争した電車には本気で勝てると思った。
輝く星の下で、2人で歌った『キラキラ星』楽しかったね。
夜の学校って絶対何かあるよね。
雪って、桜の花びらに似てるよね。
演奏家なのに舞台の外のことで心がいっぱいなのは、何かおかしいね。
 
忘れられない光景が、こんなささいなことなんておかしいよね。
公生「そんなことないよ」
 
君はどうですか?
私は誰かの心に住めたかな。
公生「そうだね」
 
 
私は君の心に住めたかな。
公生「土足で上がってきたよ」
 
ちょっとでも私のこと思い出してくれるかな。
公生「忘れたら化けて出てくるくせに」
 
リセットなんて嫌だよ。
公生「するもんか」
 
忘れないでね。
公生「うん」
 
約束したからね。
公生「うん」
 
やっぱり君で良かった。
届くかな。届くといいな。
 
有馬公生君。
君が好きです。好きです。
好きです。



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カヌレ全部食べれなくてごめんね。
たくさんたたいてごめんね。
わがままばかりでごめんね。
いっぱいいっぱい・・・ごめんね。
 
ありがとう。
公生「君は自分勝手だ。お礼を言うのは僕なのに。」
 





P.S
私の宝物を同封いたします。
いらなかったら破って捨てて下さい。

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椿「おっす」
公生「おっす。えっと・・・あの・・・えっと」
椿、公生の右足を蹴り上げる。
公生「ああっ!何するんじゃい!」
椿「一人になんてなれると思うなよ公生!背後霊みたく、ずーっとずーっとそばにいてやるんだからな。覚悟しとけ!」
 

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公生「フフッ。」
かをりがいない春がやってくるところで番組が終わります。

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最終話は泣いてしまいましたね。この手紙のシーンは何度見てもぽろっときます。一応ストーリーは完結したからこそ、録画していたり、コレから発売されるBlu-ray購入したり、レンタルで見てみたりと、物語がわかった上で再度このアニメを見始めて見ると新たなる発見と言いますか、このときのかをりの気持ちはどんな気持ちなんだろうと想像しながら見るのも面白いかもしれませんね。
いやぁ半年間全22話完走して、充実感と涙・そしてありがとうと言いたい。ホント良いアニメでした。


Mp3百度云盘

http://pan.baidu.com/s/1jGH2Mua

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