天声人語 20150929

来源:互联网 发布:远程教育软件k6 编辑:程序博客网 时间:2024/06/15 06:02
ニホンザルの群れと聞くと、ボスザルを思い浮かべる。ボスが入れ替われば「政権交代」、ずっと居座れば「長期政権」といった新聞の見出しになる。だが、ボスは群れの支配者というわけではないらしい▼大分市の高崎山自然動物園では、序列第1位のオスザルを「α(アルファ)オス」と呼ぶ。ボスの呼称は実態と違うとして、10年以上前に変えた。序列は、群れに加入した順番にほぼ従ってサルたちが決める。年齢は関係がない。序列をめぐる争いは、起こればニュースになるくらい珍しい▼珍しいといえば、高崎山でいま話題なのが、母ザル「カラオケ」だ。ほかの母ザルが育児放棄した赤ちゃんザルを、5月に産んだわが子とともに育てている。ニホンザルは双子を産むことがまれで、ふつうは1頭ずつ育てる。まして、よその子を一緒にという例は希少だという▼お乳も平等に与える。1頭を遊び場で遊ばせ、もう1頭に飲ませる。終わると交代だ。スタッフの藤田忠盛(ただもり)さん(45)は「片方を保育園に預けるようにしての授乳です。本当に優しい。普通だったらありえない」と驚く▼カラオケにまとわりつく2頭の子ザル。ホームページに載った写真がかわいらしい。この親子目当ての来園者も増えているという。元気な成長を願う▼ところで、この母ザルの名はなぜカラオケなのか。その母の名がボックスだからだという。同じ「家系」のサルの名はセットにして覚えやすくする。例えばカトリ、センコウ、ハナビといった具合だそうだ。
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