日经春秋 20151229

来源:互联网 发布:linux 套接字文件 编辑:程序博客网 时间:2024/06/06 02:50

ことしも残り3日。この1年に亡くなった人の中から記憶に刻んでおきたい名前をいくつか――。1月1日に死去したウルリッヒ・ベック氏はドイツの社会学者。1986年公刊の「危険社会」で、リスクの管理が政治と社会の主要なテーマとなる時代の到来を告げた。

▼近代社会が産業のおかげで豊かになると、富の増大や分配の重要性は薄れる。代わって、環境破壊や食品汚染、原発事故など産業のもたらすリスクが浮上し、政治と社会は新たな対処を問われる、と指摘した。公刊がチェルノブイリ原発事故の年だったこともあって反響を呼び、福島第1原発の事故後に再び脚光を浴びた。

▼8月3日に世を去ったロバート・コンクエスト氏は、イギリスのソ連史家。スターリン時代の陰惨な出来事をあばいた著書が多い。85年に書き上げた「悲しみの収穫」では、ソ連の穀倉地帯だったウクライナで30年代に発生した恐るべき飢餓地獄の実態と、それをもたらした政治の非情と無能を告発し世界に衝撃を与えた。

▼4月1日に永眠した栗山尚一氏は日本の外交官。広く知られているので、ことさらの紹介はいらないだろう。昨年のインタビューでの言葉を引用しておきたい。「歴史認識をめぐって韓国や中国の言うことは、戦前生まれの私でも不愉快なことがある。ただ、向こうからみれば、全く理屈に合わないとはいえない面がある」

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