社説 20150327 プロ野球開幕 ファン層をさらに広げよう

来源:互联网 发布:斗鱼手游直播软件下载 编辑:程序博客网 时间:2024/06/13 22:48

プロ野球が開幕を迎えた。球春到来である。

 日本野球機構の今季のスローガンは「この1球に未来を懸けて」だ。

 2020年東京五輪で野球・ソフトボールの復活が期待されている。迫力あるプレーでより多くのファンの心をつかみ、機運を盛り上げていきたい。

 世界野球ソフトボール連盟が主催する新たな国際大会「プレミア12」が、11月に日本と台湾で開催される。選手にとっては、ペナントレースで好成績を残すことが、日本代表「侍ジャパン」のメンバー入りにつながろう。

 セ・リーグでは、巨人が4連覇を目指す。球団創設80周年の阪神などが、どう立ち向かうか。パ・リーグでは、昨季の日本一に輝いたソフトバンクに、大型補強をしたオリックスなどが挑む。

 12球団のうち、5球団で監督が交代した。新指揮官の采配からも目が離せない。

 広島の黒田博樹、ソフトバンクの松坂大輔両投手らが、日本球界に復帰した。米大リーグで培った円熟のプレーを見せてほしい。昨季、最年長勝利のプロ野球記録を更新した中日の山本昌投手は、50歳のシーズンとなる。

 日本ハムの大谷翔平投手の「二刀流」が、どこまで進化するかも楽しみである。

 巨人の岡本和真選手、楽天の安楽智大投手ら、期待の新人も入団した。次代の野球界を背負って立つ選手に成長してもらいたい。

 セ・リーグの昨季の観客数は、前年比で3・4%増加した。パ・リーグも4・0%増えた。

 目を引くのは、広島とオリックスだ。前年よりもそれぞれ21・7%、18・4%の大幅増だった。観戦ツアーの実施などで、「カープ女子」「オリ姫」と呼ばれる女性ファンを獲得したことが、観客増の大きな要因だろう。

 首都圏を本拠地とする巨人、DeNA、ヤクルト、ロッテ、西武の5球団は、「野球女子倍増プロジェクト」を始めた。

 各球団が、プロ野球を観戦したことのない女性を球場に招待し、野球の醍醐だいご味を味わってもらうという。グラウンドに入って練習を見学する企画などもある。

 この5球団は、公園で親子や友達同士がキャッチボールを楽しもうという催しも開いている。

 女性や子供に野球の魅力をアピールし、ファン層を拡大することは、野球界の発展のために欠かせない。球場に足を運んでもらえるよう、12球団が一体となって、サービス向上に知恵を絞りたい。

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