天声人語 20160217 新たな第9の惑星

来源:互联网 发布:赵本山犯什么事了知乎 编辑:程序博客网 时间:2024/05/16 09:43
七曜(しちよう)とは1週間の曜日のことだが、太陽と月に火・水・木・金・土の5惑星を合わせた名称でもある。このうち太陽を除く6星を一枚に収めた未明の写真が、本紙デジタル版に載っていた。勢ぞろいで並ぶ姿を、愛知の藤井哲也さんが撮影した▼「日(太陽)があれば1週間がそろったんですが」と藤井さんは笑う。むログイン前の続きずかしかったアインシュタインの重力波に比べて、太陽系の話題はご近所感がある▼その太陽系のさいはてに、第9の惑星が存在する可能性が浮上した。地球の約10倍の質量があって、1万~2万年かけて太陽を回っているという。といってもまだ理論上の予測で、姿が確認されたわけではない▼土星までの惑星は古代から知られていた。天王星は18世紀になって望遠鏡で見つかり、その軌道計算から、さらに外側を回る惑星が理論的に浮かび上がった。それが海王星で、予測通りに発見されたことから「天体力学の勝利」と言われた▼最後に見つかった冥王星は格下げとなって、惑星はいま「8人きょうだい」。降格のきっかけをつくり、『冥王星を殺したのは私です』と題する著書もある米の天文学者マイク・ブラウン博士が、新たな第9惑星の存在を予言したのも因縁めく▼冥王星は米国人が発見しただけに、米国内の失望は大きく、博士は街角で呼び止められたり、飛行機内で詰め寄られたりしたそうだ。これから世界の天文台で探索が始まるだろう。発見!のときを一番待ちわびるのは、当の博士に違いない。
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